それぞれの特徴を比較してみました。
国産きくらげと海外産きくらげの大きな3つの違い
1.食感が違う
国産のきくらげは、海外産(中国産)のきくらげと比べて肉厚です。そのため、食感が良く、ぷりぷり、コリコリの歯ごたえを強く感じられます。噛み応えがあり、存在感があるのが、国産きくらげの特徴です。
2.香りと味が違う
国産きくらげと海外産(中国産)きくらげは、食感だけでなく、味や香りにも違いがあります。海外産のきくらげは、無味無臭。食感を楽しむのがメインです。一方、国産きくらげは、口に入れるた瞬間に、しっかりきのこの風味と香りを感じられます。食感はもちろんのこと、味と香りも楽しめるのが国産きくらげの特徴です。
3.無農薬栽培なので安心安全
中国産のきくらげは、たびたび残留農薬検査で基準値を超える農薬が検出されています。2007年に神奈川県横浜市で市内の小学校の給食の材料として使用する予定だった中国産きくらげから基準値の2倍以上の残留農薬が検出され、給食での使用を取りやめたというニュースがありました。また、2015年の調査でも、やはり基準値を超えた農薬が検出されたという報告が出ています。純国産きくらげの緑工房のきくらげは、完全無農薬栽培なので、安心で安全。大人から子供まで、安心して召し上がっていただけます。
【参考:「平成27年度輸入食品等モニタリング計画」の実施について(厚生労働省)】
海外産きくらげは安く、国産きくらげは高い
海外産きくらげと国産きくらげは、価格にも違いがあります。
<海外産きくらげ(例)>
100g入り 390円
250g入り 968円
500g入り 1,980円
<国産きくらげ(例)>
100g入り 900円 純国産きくらげの緑工房
250g入り 3,780円 A社(岡山県)
500g入り 6,980円 B社(宮崎県)
各店舗によって差はありますが、国産きくらげの販売価格は海外産のきくらげの約3~4倍となっています。質の良さと安全性、そして市場ニーズが高まっていることもあり、金額もお高めということですね。
国産きくらげと海外産きくらげは品種が違う?
「きくらげ」と一口に言いますが、実は様々な種類があります。薬膳などで使われる白きくらげ、黒きくらげ、など聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
きくらげの主な品種として、黒きくらげと呼ばれる「きくらげ」と「あらげきくらげ」の2つがあります。日本で流通している国産のきくらげは主に「あらげきくらげ」と呼ばれる品種です。あらげきくらげは、やや大きく肉厚で、裏の毛が多く、肉質がきくらげと比べて固いのが特徴です。スーパーで販売しているものの中には「きくらげ」といわれるあらげきくらげよりも黒いキクラゲも出回っています。
最近では、中国産のあらげきくらげもありますが、国産あらげきくらげとは食感、香り、味が全く違うと言われています。品種の違いだけでなく、気温や湿度、肥料など、育った環境によっても味は変わる可能性があります。どんな環境で育ったのかが明確な国産きくらげの方が、やはり安心なのではないかと思います。
きくらげの品種について詳細は、こちらの記事をご覧ください。
▶あらげきくらげって? ~きくらげの種類もいろいろある!
国産きくらげの違いを知った上で買おう!
海外産きくらげと国産きくらげの違い、お分かりいただけたでしょうか?
「しょっちゅう食べるから、とにかく安い方がいい!」
「いやいや、身体に入るものだから、やっぱり美味しくて安全なものを取り入れたい!」
など、きっと色んなご意見があると思います。
海外産きくらげと国産きくらげの違いをよく知て比べてみた上で、ぜひ選んでみてくださいね。
純国産きくらげの緑工房は、菌床から国産にこだわり、安心安全でおいしく、お求めやすい価格で、きくらげをご提供しております。「キクラゲなんて、無味無臭で食感だけを楽しむもの」というイメージを持っていらっしゃる方には、ぜひ一度お試しいただきたいです。味も香りも食感も、今まで食べてきたキクラゲとは全く異なります。ぜひ、販売ページの方もご覧くださいね。

鳥取県で国産きくらげを販売する緑工房のネット店長。
日々、全国のお客様からのきくらげ栽培のお悩みにお答えしています。