木須肉(ムスロウ、ムーシューロウ)はきくらげと豚肉の卵炒め。中華料理では代表的な一品です。元の字は「木樨肉」と書いたそうです。「木樨」はキンモクセイなどモクセイ科の植物のこと。料理を見た昔の人が、黄色のふんわり卵をキンモクセイの花に見立てて名付けたといわれています。
※本レシピは、2019年6月11日NHK放送のあさイチ“知っているようで意外と知らない”きくらげ大特集で紹介されたレシピです。
木須肉(ムースーロウ)のレシピ
材料(3人分)
生きくらげ | 50g |
卵 | 3個 |
水溶きかたくり粉 | 小さじ1 |
豚もも肉(薄切り) | 50g |
ゆでたけのこ(水煮で代用可) | 50g |
長ねぎ | 30g |
ほうれんそう | 30g |
しょうが | 5g |
(★)合わせ調味料 | |
酒 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ2 |
鶏がらスープ | 70ミリリットル |
酢 | 小さじ1/2 |
しょうゆ | 大さじ2と2/3 |
こしょう | 少々 |
作り方
- 豚肉、たけのこ、ほうれん草は食べやすい大きさに切ります。長ねぎ・しょうがはみじん切りにします。
- 割りほぐした卵に、水溶きかたくり粉を小さじ1加えます。
- フライパンに油をひき、工程2.の卵を流し入れ、ゆっくり円を描くよう空気を入れながらふわっと炒めます。
- 少量の油で長ネギとしょうがを軽く炒めたあと、豚肉を加えてさらに炒めます。
- 火が通ったら、たけのこ・ほうれんそう・湯通ししたきくらげを一緒に炒めます。
- 工程5の中に工程3の卵を戻し、合わせ調味料を絡めたらできあがりです♪
鳥取県で国産きくらげを販売する緑工房のネット店長。
日々、全国のお客様からのきくらげ栽培のお悩みにお答えしています。